女優の宮本信子（７１）と原田美枝子（５７）が１４日、東京・国際フォーラムで開催された『「未来の花咲くパーティー」ｗｉｔｈ　プリオール』に参加した。

　５０代以上の女性を対象にした資生堂主催のイベント。
　大人の女性のためのファッションショーやメーキャップショーなど、楽しみながら美への好奇心を高めることができる様々な催しが、同所で１６日まで行われる。

　会場中央には生け花のオブジェが設置され、シニア女性向け化粧品の総合ブランド「プリオール」のＣＭキャラクターを務める宮本と原田もアンベール（除幕）に立ち会った。

　同オブジェは小原流五世家元の小原宏貴氏（２８）が約１０００本の花を用いて制作したもので、宮本は「すごく華やかですねぇ」と目を細め、原田も「会場の雰囲気と合っていて、プリオールカラーのピンクがステキだと思います」と、たたえた。

　年齢を重ねても美しくいる２人に普段、心がけていることを聞くと、宮本は「自分の人生をちゃんと生きることと、好きなことをずっとやること」と精神面を重視し、原田は「今、一番好きなのは乗馬。４０代後半になってから始めて、約１０年たって、やっと面白くなってきた」と体を動かすことの重要性を口に。

　原田は朝、鏡をのぞくと「『ああ、うれしい』って日はあんまりないです」と謙そんしつつ、「年をとってきて上手になったことは、楽しいこととか、いいところを見つけるのがうまくなりました。若いころは文句ばっかり言っていたんですけどね。でも、自分に残っているいいところを（前面に）出していけばいいかなって思っています」と話した。