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配られたTシャツ着た約30人に“かぶれ”

2016年9月12日 0:36

 10日、神奈川・茅ヶ崎市で行われたマリンスポーツの競技会で、主催者が配ったTシャツを着た選手らおよそ30人が肌のかぶれなどを訴えるトラブルがあった。

 警察などによると10日午後、茅ヶ崎市の海岸で、サーフボードの上に立ちパドルをこいで水上を進む「スタンドアップパドルボード」の国際大会が行われ、選手や関係者が主催者から配られたTシャツを着たところ、およそ30人が肌のかぶれやかゆみなどのアレルギー症状を訴えた。

 このうち24人が病院で診察を受け、50代の男性選手1人が入院しているが、12日にも退院できるという。

 主催者は、問題のTシャツを製作した際に使われた薬品が原因とみられると説明しており、配布した363枚を着用しないよう呼びかけると共に、回収を進めている。

 大会は予定通り10日と11日に行われた。