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国内で初 日本生命が不妊治療対象の保険

2016年9月5日 22:59
国内で初 日本生命が不妊治療対象の保険

 日本生命は、体外受精など不妊治療の費用を保障する女性向けの保険を来月から販売すると発表した。不妊治療を対象にした保険は、国内で初めて。

 日本生命が5日に発表した新たな保険プランは、契約から2年以上過ぎて不妊治療を受けた場合、最大12回まで給付金が受け取れるというもの。不妊治療を対象にした保険は、国内で初めて。体外受精などのために卵子を採取した場合、6回目までは1回につき5万円、7回目以降は1回につき10万円が支給される。

 不妊治療に対してはこれまでも国など公的な助成制度があったが、所得制限などの条件をクリアしないと助成を受けられないため、全額自己負担となるケースもあった。

 日本生命では、若者のニーズにあったプランを充実させることで若年層の契約を増やし、長期の顧客として取り込みたい考え。