富山市八尾町では３日間続いたおわら風の盆が終わった。４日朝、地元の駅では踊り手がホームでおわらを踊り、観光客を見送った。

　この「見送りおわら」は、夜通しおわらを楽しんで、始発列車で帰る観光客に、最後まで踊りを楽しんでもらおうと地元の青年たちが毎年行っている。

　ＪＲ高山線の越中八尾駅では、午前５時４０分発の富山行きと６時２分発の猪谷行きに合わせ、ホームで約３５人の踊り手がおわらを披露した。

　おわら風の盆行事運営委員会によると、ことしは３日間で去年よりも２万人多い約２４万人が訪れたという。