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岩手 1100人孤立、16人の捜索も続く

2016年9月2日 12:10
岩手 1100人孤立、16人の捜索も続く

 台風10号による大雨で12人が犠牲となった岩手県でも行方不明者の捜索活動が続いている。岩泉町の現場から中継。

 岩泉町では1日夕方、新たに1人の遺体が見つかった。遺体が見つかったのは、岩泉球場付近で、岩手県の犠牲者は12人となった。一方、高齢者9人が死亡したグループホームでは、2日朝も施設の代表者や職員が建物の前で手を合わせ、死亡した9人の冥福を祈っていた。

 また、岩泉町のボランティアセンターには、学校が休校している地元の中学生らが訪れ、早速、支援物資の仕分けや炊き出しの準備に汗を流していた。

 県内では、道路が寸断されるなどして、約1100人が孤立。岩泉町内で16人の安否が分かっておらず、2日も救出や捜索活動が続いている。