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北海道では河川の増水などへの警戒が続く

2016年8月31日 7:28
北海道では河川の増水などへの警戒が続く

 台風10号は30日夜、北海道に最も近づいたあと、31日午前0時に温帯低気圧に変わったが、北海道内では河川の増水などへの警戒が続いている。

 31日午前0時に温帯低気圧に変わった台風10号は、30日午後9時ごろ、函館などを暴風域に巻き込み、北海道に最も近づいた。函館空港では30日午後8時に最大瞬間風速36.5メートルを観測している。

 北海道電力によると、強風の影響で電線が切れるなどして、渡島を中心に一時、最大で7万5342戸が停電したという。

 今後、雨は弱まる見込みだが、北海道内では河川の増水に伴う浸水が起きているところもあり、引き続き警戒が必要。