イタリア地震 妹守り、死亡した少女の葬儀
これまでに291人の死亡が確認されたイタリア中部の地震では、がれきの下で妹をかばうようにして死亡した少女の葬儀が行われ、悲しみが広がっている。
AP通信などによると、地震発生から、約15時間後、ジュリア・リナルドちゃん(9)が、がれきの下で死亡しているのが見つかった。ジュリアちゃんは発見された際、妹をかばうように抱きしめていて、一緒にがれきの下にいた幼い妹は一命をとりとめた。
救助隊員の1人は、亡くなったジュリアちゃんのひつぎに「到着が遅くなったことを許して欲しい」と書いた手紙を添えたということで、悲しみが広がっている。