南の海上の台風１０号は、３０日には、本州付近に上陸するおそれがある。

　非常に強い台風１０号は沖縄の南東海上にあって、東寄りに進んでいる。今後、暴風域を伴ったまま北上し、３０日には東日本から北日本に接近し上陸するおそれがある。広い範囲で大雨や暴風、海は大しけが予想され、警戒が必要。

　一方、西日本では、上空の寒気の影響で、３０日にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に非常に激しい雨が降りそう。２９日朝までの予想雨量は多い所で、四国で２００ミリ、九州北部１５０ミリ、中国１００ミリとなっていて、低い土地の浸水や土砂災害などに警戒が必要。