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大型クラゲ大量発生か、甘エビ漁前に懸念

2016年8月26日 19:38
大型クラゲ大量発生か、甘エビ漁前に懸念

 福井県のブランド・甘エビ漁の解禁を前に、今シーズンは大型クラゲの大量発生が懸念されていて、漁師が対応に追われている。

 今月20日、福井県の沖合200キロの日本海で撮影された漁の様子では、魚とともにまとまった数の大型クラゲが網に入っている。

 このため、来月1日に解禁される甘エビ漁を前に、地元の漁師たちはクラゲを逃がす独自の網に交換している。

 漁師・五島精一さん「今年は日本海の真ん中に割ときている。多い時で15~16匹、網に入る」「エチゼンクラゲ(大型クラゲ)がくると、エビの鮮度が落ちて商品価値が下がる」

 大型クラゲによる被害は7年前をピークに減少していたが、今シーズンは県内各地の沿岸で相次ぎ確認されている。