メルトダウン公表せず 東電が新潟県に謝罪
東京電力が、福島第一原発の事故のあと「メルトダウン」が起きたことを公表しなかった問題で、25日、東京電力幹部が新潟県の泉田知事を訪れ謝罪した。
泉田知事を訪れたのは、東京電力の姉川尚史常務など3人。
姉川尚史常務「当社の不手際、不十分な説明についておわび申し上げます」
福島第一原発の事故で、東京電力は2か月以上、メルトダウンを発表せず、当時の社長もその言葉を使わないよう指示していた。また泉田知事に対しても「メルトダウンの可能性はない」などと説明していた。
泉田知事「本当のことを言える体制を社内で作っていただきたい」
東京電力と県は、この問題の合同検証委員会を立ち上げていて、今後、詳しく検証する。