長野県の軽井沢で静養中の天皇皇后両陛下は、３年ぶりに思い出のテニスコートを訪問された。

　２０日から軽井沢で静養中の天皇皇后両陛下は、２１日午前「軽井沢会テニスコート」を訪問された。このコートは１９５７年の夏、両陛下が初めて出会った思い出の場所で以来、何度も訪れ３年前にも４５分ほどテニスを楽しまれたが、２１日は３年ぶりの訪問となった。

　両陛下は２１日はプレーをしなかったが、メンバーらと挨拶した後、今月行われたテニス大会のトーナメント表を見て「昔試合で当たった方が出られていますね」「あ、この方強い」などと話しながら思い出のコートの雰囲気を楽しまれていたという。

　両陛下は１５分ほど滞在し、居合わせた人々に笑顔で手を振りながら後にされた。