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イシンバエワ選手「露とIOCの架け橋に」

2016年8月19日 19:00
イシンバエワ選手「露とIOCの架け橋に」

 ドーピング問題を巡りリオ・オリンピック出場が認められなかった、ロシアのイシンバエワ選手が18日、IOC(=国際オリンピック委員会)の選手委員に選ばれた。

 選手委員には23人が立候補し、各国の選手による投票の結果、イシンバエワ選手ら4人が選ばれた。

 イシンバエワ選手は、女子棒高跳びの世界記録保持者で、アテネと北京オリンピックの2大会連続で金メダルを獲得。リオ・オリンピック出場も目指したが、ロシアのドーピング問題で関与を否定したものの、出場が認められず、IOCの対応を批判していた。

 タス通信によると、イシンバエワ選手は「選ばれるとは思わなかった。ロシアとIOCの架け橋になるよう努力したい」と話している。

 同じく立候補していた男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治さんは落選した。