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先祖の霊を供養「南須釜の念仏踊り」 福島

2016年8月14日 19:31
先祖の霊を供養「南須釜の念仏踊り」 福島

 福島県の玉川村で、江戸時代から伝わる「南須釜の念仏踊り」が行われた。

 先祖の霊を供養する「南須釜の念仏踊り」は350年以上も前から玉川村の南須釜地区で踊り継がれている。今年も地元の少女14人が花笠をかぶり、華やかな着物姿で扇を使った「立ち踊り」や、小豆の入った竹筒を持ち膝をついて踊る「座踊り」など12の踊りを披露した。訪れた人たちは、まだあどけなさの残る子どもたちの踊りに目を細めていた。

 東福寺の境内で踊った少女たちは、供養のためにと地区の家々をまわった。