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“防衛は最重要政策”と認識~稲田新防衛相

2016年8月3日 17:46
“防衛は最重要政策”と認識~稲田新防衛相

 安倍首相は3日、内閣改造を行い、オリンピック・パラリンピック担当相に丸川環境相を起用するなど、改造内閣のすべてのポストが発表された。午後には、新大臣は皇居での認証式に向かった。

 認証式が終われば、第3次安倍再改造内閣が正式に発足する。新たに防衛相に就任する稲田氏は、「防衛政策はもっとも重要な政策だと考えてきた」と意気込みを語った。

 稲田新防衛相「決して防衛族というわけではありませんが、しかしずっと平和安全法制、さらには防衛政策について、もっとも重要な政策だという認識で政調会長時代も過ごしてきたつもりです。そういった自分の日本の国を守る、そして女性の視点からも、平和安全法制をしっかりと国民にも理解していただく。様々な分野で今まで考えてきたことをしっかりと発信し、政策にいかしていきたいと思っています」

 また稲田新防衛相は、これまで定期的に行っている靖国神社の参拝を今後も続けるかについて、「この問題は心の問題で行くとか行かないとか言うべきではない」と述べた。

 一方、オリンピック・パラリンピック担当相に横滑りする形となった丸川氏は、発信力を期待されての起用となるが、笑みを見せつつも記者団の問いかけに応じなかった。

 一方、自民党の新執行部も3日午前に発足した。二階新幹事長は早速、安倍首相の総裁任期延長について、党内で議論していく考えを示した。

 二階新幹事長「何かできれば機関を設けるとかして、議論をする場をつくっていくことが大事ではないかと思っている」