先月３１日に東京都知事に当選した小池百合子新知事が２日、東京都庁に初登庁した。

　１０００人の職員や都民が拍手で出迎える中、午前９時半ごろに都庁に到着した小池新知事は花束を受け取り、幹部職員らと握手をしながら都庁に入った。

　小池新知事は２日、当選証書を受け取った後、職員への訓示を行い、初めての庁議に臨むなど新知事としての業務をスタートさせる。

　また午前中には、小池知事が選挙戦で「意志決定のプロセスが不透明」などと批判していた自民党など都議会の各会派や正副議長などに挨拶に出向く予定で、知事が今後、議会に対しどのような姿勢で臨むのか注目される。

　午後に行う就任会見では、東京オリンピック・パラリンピックにかかる予算について妥当性の検証を始めることを表明するものとみられる。