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家族らが集会「拉致被害者の帰国譲れない」

2016年7月28日 2:04
家族らが集会「拉致被害者の帰国譲れない」

 北朝鮮による拉致被害者の家族らが都内で集会を開き、「被害者の帰国は譲れない」と解決に向けた政府の取り組みを改めて求めた。

 拉致被害者家族会、飯塚繁雄代表(78)「拉致被害者の帰国は一歩も譲れないと。これが政府の最優先課題だと。(政府には)そういう態度をはっきりと、もっともっと言ってもらいたい。今までのようにのらりくらりという感じでは、1年2年3年…と延びてもどうってことないという雰囲気になりがちで、そういうことを恐れています」

 横田めぐみさんの母、横田早紀江さん(80)「私は今80歳になりました。半分の人生が別離と苦しみと悲しみの中、日本の国はどうなっているのだろうと本当にこの頃思います」

 横田早紀江さんは政府に対し、「解決のための知恵を次々に出してもらわないと、時間がすぐに過ぎてしまう」と1日も早い解決に向けた取り組みを改めて求めた。