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6年かけ開発 「ナマズのかば焼き」登場

2016年7月22日 16:22
6年かけ開発 「ナマズのかば焼き」登場

 来週30日の「土用の丑の日」を前に、東京都内のスーパーである魚を使った「かば焼き」がお目見えした。

 スーパーの魚売り場に並んだたくさんのかば焼き。実は、ナマズを使ったもの。うなぎの稚魚の減少や価格の高騰などをうけて、近畿大学が6年かけ、地下水を使って臭みをとり、脂ののりやすいエサを開発するなどしてうなぎの味に近づけたという。うなぎのかば焼きより一枚あたり500円ほど安く売られている。

 買い物客は―
 「(うなぎのかば焼きと)500円違うとお得感はありますよね」 試食した男の子「おいしい!」

 この「ナマズのかば焼き」は23日以降、「イオン」の店などで数量限定で販売される。近畿大学では今後、大量養殖などを実現し、さらなる値段の引き下げを目指していくという。