パック型入浴剤の一部の商品でヤケドするおそれがあるとして、国民生活センターが注意をよびかけた。

　国民生活センターが調査したのは、湯船に入れると水素が発生する入浴剤のうち、発熱を伴うパック型タイプの６つの商品。

　６つはいずれも、水と化学反応させ入浴剤から高温の蒸気を発生させる商品で、ケースに入れて使用するが、蒸気が出始めた直後に湯船から取り出すと、ケースの表面の温度が蒸気の熱で約８０℃に達する例があったという。

　７歳の女児が、同様の商品を湯船から取り出してヤケドした事故が報告されているという。

　国民生活センターは、必ずケースに入れて使用し、湯船に入れてから１時間程度は湯から出さないよう、注意をよびかけている。