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山鉾巡行の順番決める「くじ取り式」 京都

2016年7月3日 3:45
山鉾巡行の順番決める「くじ取り式」 京都

 日本三大祭りの一つ、京都・祇園祭のハイライトである「山鉾(やまほこ)巡行」の順番を決める「くじ取り式」が行われた。

 「くじ取り式」は、祇園祭最大の見せ場となる山鉾巡行の順番を決める儀式で、室町時代に先陣争いが絶えなかったため、始まったとされている。

 33の山や鉾(ほこ)のうち、あらかじめ順番が決まっている「くじ取らず」を除く24基の代表者たちが次々とくじを引いていき、前祭(さきまつり)で長刀鉾(なぎなたぼこ)に続く、今年の山一番を「山伏山」が引き当てた。

 また、2014年に復活した後祭(あとまつり)の山一番は「浄妙山」に決まった。

 今年も17日に行われる前祭の山鉾巡行で23基が、24日に行われる後祭の巡行で10基がそれぞれ都大路を練り歩く。