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中国初の国産小型ジェット機 営業運航開始

2016年6月28日 21:42
中国初の国産小型ジェット機 営業運航開始

 中国で、初めてとなる国産の小型ジェット機が28日、営業運航を開始した。

 中国初の国産小型ジェット機「ARJ21」は28日朝、乗客70人を乗せ、四川省の成都空港を出発。約2時間のフライトを経て、上海の虹橋空港に到着した。

 「ARJ21」は中国が2002年から国家プロジェクトとして本格的に研究を開始し、座席数は90席で、中国国内を中心にすでに308機を受注している。

 座席数が100席以下の小型ジェット機市場は世界的に成長が見込まれていて、日本も国産初のジェット機「MRJ(=三菱リージョナルジェット)」が試験飛行を行うなど開発競争が続いている。