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米東部「千年に一度の大雨」20人死亡

2016年6月25日 12:42
米東部「千年に一度の大雨」20人死亡

 アメリカ東部で大雨による洪水被害が広がり、これまでに20人が死亡した。気象当局は「1000年に一度の大雨」だとしている。

 ウェストバージニア州当局の発表などによると、23日夜からの嵐の影響で大雨が降り、洪水や暴風雨による被害が相次いだ。これまでに20人の死亡が確認されたほか、100戸以上の住宅が倒壊した。また橋が流されたため、スーパーマーケットが孤立状態となり、約500人が取り残されたという。

 アメリカ国立気象局はこの大雨を「1000年に一度の出来事」としていて、州当局は、ほとんどの地域で非常事態宣言を発令した。また、さらに雨が降る可能性があるとして、警戒を呼びかけている。