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参院選 公示後初の週末、街頭で党首ら演説

2016年6月25日 18:02
参院選 公示後初の週末、街頭で党首ら演説

 来月10日投開票の参議院選挙が公示されてから、最初の週末を迎えた。主な政党の党首は各地の街頭で支持を訴えた。

 自民党・安倍総裁「この戦いは日本の安全を、子供たちの将来を、いいかげんな共産党、民進党勢力に託すのか、しっかりと国民の命を守ってきた自民党・公明党、与党に託すのか、それを決める選挙なんです」

 民進党・岡田代表「分配と成長の両立をしっかりやっていくことこそが経済政策なんです。どうか私たちに託していただきたいと思います。もう1回、この安倍政権、この暴走を止めて軌道修正していきます。私たちに任せてください」

 公明党・山口代表「今ようやく見え始めた希望。これを地方にも中小企業にも、みなさんの家庭、個人にもお届けしていく。この希望が行き渡る国をつくろうというのが、これからの公明党の目標になる」

 共産党・志位委員長「安倍さんが狙う憲法改定の本丸は9条改憲です。絶対に許すわけにはまいりません。安倍9条改憲ストップの審判をくだそうじゃありませんか」

 おおさか維新の会・松井代表「知事や議員、徹底的に全国と比べれば身を切る改革やりましたよ。今の優遇厚遇されすぎの権力に対しておかしいんじゃないかと言える政党はおおさか維新の会、我々しかありません」

 社民党・吉田党首「社民党が掲げる経済政策はボトムアップの地域から働く人、中小企業を大事にする、家計を温める経済政策です」

 生活の党と山本太郎となかまたち・小沢代表「国民の命と暮らしを守れないで、何で生活、政治ですか。安倍さんのように自由競争、そのままほっといたら弱肉強食、強いものだけが生き残る世の中になってしまう」

 日本のこころを大切にする党・中山代表「日本の人々は長い年月をかけてすてきな社会をつくってまいりました。自信をもってこの日本の社会のよさを世界に訴えていきたいと思います」

 新党改革・荒井代表「自民党の足りないところを補い、野党の何でも反対を蹴散らして、本当に切なる気持ちを政治に体現していきたい」

 参議院選挙は定数242議席の半数にあたる121議席をめぐって争われ、来月10日が投開票日。