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NY株230ドル高 英投票の残留派優勢で

2016年6月24日 7:34
NY株230ドル高 英投票の残留派優勢で

 23日のアメリカ・ニューヨーク株式市場はイギリスで行われているEU(=ヨーロッパ連合)からの離脱の是非を問う国民投票で残留支持が優勢との見方が広がり、約230ドル値を上げて取引を終えた。

 23日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は前の日の終値から230ドル24セント値を上げ、1万8011ドル07セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数も76.72ポイント上げ4910.04だった。

 この日は、市場が開く前にイギリスのEU残留支持が優勢との世論調査の結果が伝わった。これを受け世界経済や金融システムへの不安がふっしょくされ投資家心理が好転し、幅広い銘柄で買い注文が広がった。

 市場関係者は「この日の市場で『残留が濃厚』との見方から大きく値を上げたため今後、仮に残留という結果が出てもさらに大きく動くことはないのではないか」と話している。