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「ロボホン」を生んだ高橋氏の独創力4/4

2016年6月23日 15:55
「ロボホン」を生んだ高橋氏の独創力4/4

 ロボ・ガレージ代表取締役社長・ロボットクリエイターの高橋智隆氏に聞く「飛躍のアルゴリズム」。最後のキーワードは「独創」。

 ロボットを作るうえで大切にしていること、守っていることとは。


■大切にしている「独創」とは

――これはどういう意味合いがあるのでしょうか。

 やはり、一人でコンセプトを守って作ってしまう。実は、このロボホンも最初のプロトタイプは、私が手作りしたものです。それをもとに量産を進めていったんですね。

 みんなでワイワイ言いながら決めていくと、楽しいし、平均的に優れたものができるけれども、残念ながら“とがった”部分がなくなってしまうので、コンセプトについては一人で守っていく。

 それはたぶん、スティーブ・ジョブズ氏や、イーロン・マスク氏も同じではないかと思っています。