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舛添知事、おえつ漏らし“続投”意向を示す

2016年6月14日 19:18
舛添知事、おえつ漏らし“続投”意向を示す

 東京都の舛添知事が14日、休憩後3時間ぶりに再開した都議会の議会運営委員会の理事会で、改めて知事を続投したい意向を示した。

 舛添知事は自ら議運の理事会に発言を申し入れ、それを受けて再開した理事会で改めて知事を続投する意思を涙ながらに話したという。約10分で理事会は再び中断し、現在、各会派が対応を話し合っている。

 舛添知事は議運の理事会で、自身の進退について「都政の混乱を招きたくない。リオオリンピックまで解散や辞職について待ってほしい」と、おえつを漏らしながら話したという。

 議運の理事会は14日、舛添知事に対し不信任案を提出することを全会派で決めた一方で、自民党はあくまで舛添知事の自発的な辞職を求めて申し入れを続けている。

 舛添知事が辞職を表明する場合に訪れるはずの議長室の前には、舛添知事が来るのに備えて警備態勢が敷かれており、舛添知事の進退問題は予断を許さない状況。