×

ペルー大統領選 開票率94%も決着つかず

2016年6月7日 7:59
ペルー大統領選 開票率94%も決着つかず

 日系人のフジモリ元大統領の長女・ケイコ氏が出馬している南米・ペルーの大統領選挙は、開票率が90%を超えても、対立候補との差が1ポイントに満たない大接戦となっている。

 ケイコ氏とクチンスキ元首相の決選投票は、投票から一夜明けた現在も開票が続いている。開票率94.2%でケイコ氏の得票率が49.72%に対し、クチンスキ氏が50.28%で、その差1ポイントに満たない大接戦となっている。

 大接戦を受けて、ケイコ氏の陣営では開票率100%になるまでコメントをしないよう幹部に通達を出すなど慎重に対応している。

 選挙管理委員会は、開票が終わるのは今週末になるとしていて、決着がつかないまま、週末までもつれ込む可能性も出ている。