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有効求人倍率1.34倍 24年5か月ぶり

2016年5月31日 12:59
有効求人倍率1.34倍 24年5か月ぶり

 職を求める人1人あたり、どれくらいの求人があるかを示す4月の有効求人倍率は24年5か月ぶりの高い水準となっている。

 厚生労働省によると、4月の有効求人倍率は、前月より0.04ポイント上昇し1.34倍で、1991年11月以来の高い水準だった。医療・福祉や宿泊業などの求人が増えた。

 また、実際に働く場所ごとに計算した都道府県別の倍率では、初めて全ての都道府県で「1倍」を超えた。

 一方、31日朝、総務省統計局が発表した4月の完全失業率は、前月から変わらず、3.2%だった。高市総務相は会見で「失業率は18年ぶりの低い水準が続いている」と述べた。