俳優の風間俊介（３２）、ダンサーの松浦司（２８）らが３０日、都内で行われた大規模アリーナショー「ドラゴンクエスト　ライブスペクタクルツアー」の公開けいこに出席した。

　今年で発売３０周年を迎える国民的ＲＰＧ「ドラゴンクエスト」をベースにしたオリジナルショー。応募者７００人の中から選ばれた松浦が主人公の勇者を、最強を夢見るお姫様・アリーナ役をタレントの中川翔子（３０）、孤高の剣士・テリー役を風間、商人・トルネコ役をお笑い芸人の芋洗坂係長（４８）が演じる。

　風間は「いろいろなお仕事をさせていただいてきましたが、今までに一度もやったことがないものを作っているという実感がすごくあります」とやりがいを告白。ゲームの「ドラゴンクエスト」シリーズの大ファンらしく「ストーリーが好きなのはＶ、音楽が好きなのはＶＩＩ、（ゲームの）システムが好きなのはＩＩＩ。１時間、２時間、ず〜っとしゃべっていられますよ」と“ドラクエ愛”を明かし、「すべてのゲーマーの夢だと思うんですよ、ケームの世界に入るのって。今、夢がかなっている毎日だなという感じです」と笑みを浮かべた。

　松浦も「観客の皆さんがゲームをしている感覚、応援したくなるような勇者を演じたい。見たこともない世界観が頭の中でふくらんできています。すてきなものになると思います」とショーへの熱い思いを吐露。いちダンサーから勇者役に大抜てきされた松浦は、まだ芸能事務所に所属していない。
　「現在、フリーでございます！」とアピールする松浦に、風間が「勇者はそんな生々しい話、しないでしょ」と突っ込み笑いを誘った。

　同ショーは７月２２日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開幕。その後、福岡、名古屋、大阪、横浜をまわる。