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熊本地震で支援活動 自衛隊が撤収

2016年5月30日 20:57
熊本地震で支援活動 自衛隊が撤収

 熊本地震の発生直後から熊本県で支援活動をしてきた自衛隊について、中谷防衛相は30日で撤収すると発表した。

 熊本県は、地震の発生から1か月半がたち、自治体による支援の体制も整ってきたことから、30日、県内の被災地支援のために派遣されていた自衛隊に撤収を要請した。これを受け中谷防衛相が撤収を発表した。

 中谷防衛相「緊急の対応、長期間にわたる生活支援活動、順調にできたのではないかと思う」

 自衛隊は地震発生直後から救助活動やがれきの撤去のほか、約1万900トンの給水、約91万食の給食の提供、約14万1000人分の入浴支援などを行った。

 自衛隊によると熊本県内には延べ約81万4000人が投入され、支援活動を行ってきた。