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「流氷の天使」クリオネが鳥取に?正体は…

2016年5月24日 20:17
「流氷の天使」クリオネが鳥取に?正体は…

 北極や南極などの冷たい海で生息し、体長は0.5センチ~3センチ、「流氷の天使」とも呼ばれるクリオネに似た生き物が、温かい鳥取の海で見つかった。

 とっとり賀露かにっこ館・倉長亮二館長によると、見つかったのはクリオネの仲間だという巻き貝の一種、クリイロカメガイだった。クリイロカメガイは全世界の温帯や熱帯に生息していて、1センチ未満の透き通った茶色をした小さな貝を持っている。

 このクリイロカメガイは、何らかの理由で対馬暖流に乗って鳥取の海に迷い込んだとみられている。