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去年の出生率 21年ぶりの高水準に

2016年5月23日 18:47
去年の出生率 21年ぶりの高水準に

 女性が生涯に産む子供の数を推計した去年の「合計特殊出生率」が、21年ぶりの高い水準となった。

 厚生労働省によると、去年の合計特殊出生率は1.46と、2014年より0.04ポイント増え、21年ぶりの高い水準だった。去年生まれた子供は約100万6000人で、5年ぶりに増加した。厚労省は、「経済状況の好転が影響しているのでは」と分析している。

 一方で第1子を出産した平均年齢は過去最高の30.7歳と20代の出産が減り、30代の出産が増えている。