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自動車燃費「実際に近い表示方法に」約4割

2016年5月23日 12:11
自動車燃費「実際に近い表示方法に」約4割

 NNNが5月20日~22日に行った世論調査によると、自動車の燃費表示について4割近くの人が、実際に運転した場合の燃費に近い表示方法に変えるべきだと答えた。

 三菱自動車やスズキが燃費データの測定を不正な方法で行っていたことが明らかになったが、自動車の燃費表示については、39.3%の人が「実際に運転した場合の燃費に近い表示方法に変えるべきだ」と回答した。一方で、28.8%の人が「もともと燃費表示を信用していない」と答えている。

 さらに、35.2%の人が「燃費表示以外にも隠れた問題があるように感じる」と答え、自動車メーカーに対する不信感が浮き彫りになった。「国がすべてのデータを検査する方法に変えるべきだ」とした人も19.2%近くいた。

 また、「日産自動車が三菱自動車をグループ会社にすることで、三菱自動車がつくる自動車への信用が回復すると思うか?」との質問に対しては、70.6%の人が「思わない」と答え、13.7%の人が「思う」と答えた。


<NNN電話世論調査>
【調査日】5月20日~22日
【全国有権者】1479人
【回答率】49.0%
 http://www.ntv.co.jp/yoron/