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「オールドネイビー」日本から撤退を発表

2016年5月20日 17:52
「オールドネイビー」日本から撤退を発表

 アメリカの衣料品大手のギャップは、日本からカジュアルブランド「オールドネイビー」を撤退させると発表した。

 ギャップジャパンによると、日本にある「オールドネイビー」53店舗全てを来年1月末までに閉鎖するという。「オールドネイビー」は現在、世界各国で1000店舗以上を展開。日本では2012年7月に第1号店がお台場にオープンして以来、店舗数を増やしてきた。しかし、アパレル業界の低価格競争が激しいことや、為替などの環境が厳しかったことから日本からは撤退し、今後は最近進出したメキシコや成長が見込める中国などに投資を集中させるとしている。

 一方、「GAP」と「バナナ・リパブリック」の2ブランドについては「日本は魅力的な市場」としてそのまま残すという。