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安倍首相が大分県と熊本県を視察

2016年4月29日 21:41
安倍首相が大分県と熊本県を視察

 安倍首相は29日、熊本地方を中心とする一連の地震で大きな被害を受けた大分県と熊本県を視察した。

 安倍首相はまず、全国有数の温泉地である大分県由布市を視察し、「観光客の減少は、九州地域だけでなく、観光立国を進める日本にとっても大打撃である」と、地震による経済への影響に懸念を示した。

 その後、熊本市内の一部営業を再開した商店街を視察した際には、商店街の店主らから、復旧・復興に向けて「来年の消費税増税は見送ってほしい」などの声が寄せられた。

 安倍首相「いよいよ今日から仮設住宅の建設が始まりました。一日でも早く、一人でも多くの方々が、安心して暮らせる住まいに移っていただけるように、全力を尽くしていきたいと思います」

 このあと安倍首相は、29日から仮設住宅の建設が始まった西原村の避難所を訪れ、避難生活が長引く被災者らを激励した。