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有効求人倍率 24年3か月ぶりの高水準

2016年4月28日 13:38
有効求人倍率 24年3か月ぶりの高水準

 職を求める人、1人にいくつの求人があるかを示す3月の「有効求人倍率」は1.3倍で、前の月よりも0.02ポイント上昇した。

 厚生労働省によると、3月の有効求人倍率は1.3倍で、前の月よりも0.02ポイント上昇し、1991年12月以来24年3か月ぶりの高い水準。宿泊や飲食サービス業、教育などの分野で求人が増えた。

 一方、2015年度の有効求人倍率は1.23倍で、前の年度を0.12ポイント上回り、こちらも1991年度以来24年ぶりの水準。

 一方、総務省が発表した3月の完全失業率は、前の月より0.1ポイント改善し、3.2%だった。女性が前の月よりも0.2ポイント悪化する一方、男性は0.2ポイント改善している。

 総務省統計局では「18年ぶりの低い水準が去年3月以降続いている」と話している。