英大時計「ビッグベン」来年から修理
イギリス・ロンドンの名所として知られる大時計「ビッグベン」が、老朽化のため、来年から修理が行われることが決まった。修理期間中は数か月にわたって鐘が鳴らなくなるという。
「ビッグベン」はイギリス議会の議事堂の大時計で、150年以上前に造られたことから老朽化が問題となっていた。このため議会は26日、来年初めから3年間にわたる改修工事を行うと発表した。
期間中は数か月、鐘が鳴らなくなるほか、時計を止めることもあるという。また、工事の足場を組むため大時計の大部分がカバーで覆われることもあるとしている。
これだけの規模の改修は約30年ぶりで、議会では時計を止める期間をできるだけ短くしたいとしている。