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有感地震600回超 20日夜から雨の恐れ

2016年4月19日 13:49

 地震が相次いでいる熊本県と大分県では、体に感じる地震の回数が600回を超えた。気象庁は、20日夜以降、現地でまとまった雨が降る恐れがあるとして、さらなる土砂災害や家屋の倒壊に厳重な警戒を呼びかけている。

 19日午前10時現在、一連の地震活動が始まって以降、熊本県と大分県では体に感じる地震が603回観測されている。18日午後8時41分ごろには、阿蘇地方を震源とする震度5強の地震が発生した。

 気象庁は、「依然として地震活動が活発な状態が続いている」として、今後も突然の激しい揺れに注意するよう呼びかけている。また、現地では20日夜から21日にかけて、まとまった雨が予想されている。

 気象庁は、揺れが強かった地域では地盤が非常に弱くなっており、大雨によってさらなる土砂災害や家屋の倒壊が起きる可能性があるとして、今後の情報に注意するよう呼びかけている。