１４日からの一連の地震で、これまでに分かっている被害の状況をまとめた。

　熊本県では、１４日に震度７を観測した益城町で２０人が死亡。１６日に震度６強を観測した南阿蘇村では、１８日に新たに女性の遺体が発見され、亡くなった方は９人となった。さらに、男性とみられる１人が心肺停止の状態で見つかったという。

　ほかにも、西原村で５人、熊本市で４人、嘉島町で３人、御船町で１人、八代市で１人が亡くなり、亡くなった方は４３人となっている。

　また、ケガ人は熊本、大分、福岡、宮崎、佐賀の５つの県で計１１０１人にのぼっている。

　熊本県内では１８日午後３時現在、約１８万５４００戸が断水し、午後１時半現在で、９万３８７４人の方が避難生活を強いられている。