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【熊本地震】被災地に雨…土砂災害に警戒

2016年4月17日 7:06
【熊本地震】被災地に雨…土砂災害に警戒

 大きな地震が続いている熊本県と大分県では16日夜から雨が降り続いていて、気象庁は、さらなる土砂災害などに厳重な警戒を呼びかけている。

 16日午前1時25分ごろに起きた地震では、南阿蘇村や熊本市中央区や東区、菊池市、宇土市などで震度6強を観測し、気象庁は、これが一連の地震の「本震」との見方を示した。この地震はマグニチュードが7.3と推定されていて、これは1995年の阪神・淡路大震災と同じ規模。国土地理院は、この「本震」によって、震源近くにある南阿蘇村の観測点が南西に最大97センチ動く地殻変動が確認されたと発表した。国土地理院は、活断層の一部がずれて動いたとみている。

 また、16日午前7時11分ごろには大分県由布市で震度5弱を観測した。17日午前5時半現在、熊本県と大分県では震度5弱以上の地震を14回観測していて、気象庁は「地震活動は北東方向に領域が拡大し、非常に活発化している」として、熊本県だけでなく大分県にも余震への厳重な注意を呼びかけている。

 一方、現地では16日夜から雨が降り続いた。気象庁は、強い揺れを観測した地域では、「地盤が弱まっている可能性が高い」として、土砂災害や家屋の倒壊などに、厳重に警戒するよう呼びかけている。