立山黒部アルペンルートが部分開通
北アルプスの雄大な自然を楽しめる立山黒部アルペンルート。冬の間、雪に閉ざされていたが10日、部分的に開通した。
10日に開通したのは、富山県側の立山駅(標高475メートル)から標高1930メートルの弥陀ヶ原まで16.3キロの区間。高原バスが到着すると大勢のスキーヤーや観光客が一面に広がる銀世界へと繰り出していた。
また10日は、雪の壁で知られる標高2390メートルの「雪の大谷」の除雪作業の様子が公開された。今年は暖冬で積雪は少なめだが、例年の高さ15メートルに近い雪の壁が期待できそうだという。
立山黒部アルペンルートの全線開通は今月16日で、今年は去年よりも2万人あまり多い102万人の観光客を目指す。