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日経平均224円安 終値1万6878円

2016年3月30日 20:11
日経平均224円安 終値1万6878円

 30日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、4営業日ぶりに1万7000円を割り込んだ。終値は前日比224円57銭安の1万6878円96銭。

 前の日にアメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)のイエレン議長が講演し、追加利上げに慎重な姿勢を示したことから、30日朝の東京外国為替市場では、円高・ドル安が進んだ。円相場が1ドル=112円台前半をつけたことから東京株式市場では、輸出企業などの業績悪化への警戒感が広がり、売り注文が優勢となった。

 ただ、政府の景気対策への期待感などから、買い注文も入り、下げ幅を縮小する場面もあったが、結局、取引終了にかけては、売り注文の勢いが増す展開となった。

 東証1部の売買代金は、概算で2兆4億円。東証1部の売買高は、概算で19億1183万株。