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「巫女さんのくせに」発言に首相「残念」

2016年3月28日 15:57
「巫女さんのくせに」発言に首相「残念」

 自民党の大西英男衆議院議員が神社の巫女(みこ)から「自民党はあまり好きじゃない」と言われたことに、「巫女さんのくせになんだと思った」などと発言した問題で、安倍首相は参議院予算委員会で28日、「誤解を受けるような発言をしたことは、残念」と述べた。

 民進党・安井美沙子議員「共生や1億総活躍からはかなりかけ離れた自民党議員の言動が目立ちます。総理は御党の議員に対し、何か注意やご指導はされたのでしょうか」

 安倍首相「(巫女さんに対して)常に、敬意を表してきたところで、こうした誤解を受けるような発言をしたことは残念。本人も訂正をし、謝罪をしたというふうに承知をしております」

 また安井議員は、安倍首相が来年4月の消費税率10%への引き上げを延期する方針を固めたのかただした。安倍首相は「リーマンショックあるいは大震災級の出来事が起こらない限り予定通り引き上げていく」と述べ、これまでの方針に変わりがないことを強調した。