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ストーカー事案 3年連続で2万件超える

2016年3月17日 11:21

 警察が去年1年間に認知したストーカー事案は、4年ぶりに減少に転じたものの、3年連続で2万件を超えたことが分かった。

 警察庁によると、全国の警察が去年1年間に認知したストーカー事案は前の年から3.7%減ったものの、2万1968件と3年連続で2万件を超えた。ストーカー規制法に基づく警告は前の年より6.4%増えて3375件と、ストーカー規制法が施行された2004年以降、最多となった。

 警察庁はストーカー被害を防止するため、具体的な相談事例や対応方法などの情報を提供するポータルサイトを18日に開設する予定。また、2014年11月にリベンジポルノ防止法が施行されたが、去年全国の警察に寄せられた相談は1143件あったという。そのうち約6割は相手が交際相手に関するもの、約1割はインターネット上だけでの知人に関するものだったという。