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両陛下「医療功労賞」受賞者12人と面会

2016年3月14日 20:50

 天皇皇后両陛下は14日、読売新聞が主催する「第44回医療功労賞」の受賞者12人と面会された。

 天皇皇后両陛下は14日午後、地域の医療に長年貢献した人に贈られる「第44回医療功労賞」の受賞者と皇居・宮殿で面会した。

 鉱山から出たヒ素公害で世界に先駆けた研究を行った宮崎県の医師や、ハンセン病患者のがん検診に内視鏡などを取り入れ、がんによる死者を大幅に減らした宮城県の医師など、地域医療に尽力してきた12人。

 天皇陛下は、「国の内外の様々な地域で厳しい環境のもと医療行為に携わり、苦労の多い日々を過ごされたことと察せられますが、皆さんの活動がそれぞれの地域の支えとなり、幸せをもたらしたことに深く感謝しています」と長年の労をねぎらわれた。

 その後、両陛下は「山間部だと行かれるのは大変でしょうね」「地域の人々のためにご苦労さまでした」などと、受賞者ひとりひとりに声を掛けられていた。