大麻検挙“2割増”危険ドラッグから移行か
去年、全国の警察が大麻に関連した事件で検挙した人数は前の年より2割近く増え、5年ぶりに2000人を超えたことがわかった。
警察庁によると、去年1年間に全国で大麻の所持や栽培などで検挙された人数は前の年より2割近く増えて2101人にのぼり、5年ぶりに2000人を超えたという。
未成年や20代の若者の検挙者数が増えており、その中には高校生が24人、中学生も3人含まれていた。
大麻で検挙された30歳未満の若者を対象に調査したところ、「危険ドラッグが入手しにくくなったため危険ドラッグの使用をやめた」といった回答が多く、警察庁は若者を中心に危険ドラッグから大麻に移行しているとみて警戒を強めている。