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チュニジアで武装集団が襲撃 50人超死亡

2016年3月8日 5:14
チュニジアで武装集団が襲撃 50人超死亡

 チュニジア南部のリビアとの国境に近い街で7日、武装集団が軍の施設などを襲撃し、50人以上が死亡した。

 チュニジア内務省によると南部のベンガルデンで7日、武装集団が軍の施設などを襲撃し、治安部隊と衝突。少なくとも53人が死亡した。このうち35人は武装集団の戦闘員で、7人が一般市民だという。

 ロイター通信は、住民の話として、武装集団が過激派組織「イスラム国」を名乗っていたと伝えている。「イスラム国」は隣国のリビアで勢力を広げている。

 チュニジアでは去年、日本人を含む観光客が死亡した博物館襲撃事件が起きるなど、過激派や「イスラム国」によるテロ事件が後を絶たない。