May J.がバッシングの苦悩を告白
歌手のMay J.(27)が6日、都内で初の著書「私のものじゃない、私の歌」(TAC出版)の先行販売イベントを開催した。
3歳の頃から歌手になることを夢見ていたというMay J.の、ヒットを目指す姿をリアルにつづった一冊。デビュー後の不遇の日々も赤裸々に語られていて、「どんなことがあっても挑戦し続けていればいつか必ずその目標にたどり着くことができると信じて、ただひたすら前を向いていた」と当時を振り返った。
世界的な名曲「Let It Go」と出会い、一躍脚光を浴びたが、その裏側ではバッシングもあったという。「気にしていないようにしていたんですけど気になってしまって。コメントとか1人で読んでいた」と回想。「テレビの生放送で歌うときに、いろんなバッシングの声が頭に入ってきて歌に集中できないときもあった」と苦悩を明かした。
自信を取り戻すきっかけになったのは、ライブに訪れる観客の存在だったそう。「楽しみにしてくれる人のために一生懸命歌い続けていきたいなと思いました」と力強く語った。