急速に発達する低気圧が北日本に近づいているため、北海道を中心に大荒れの天気となっている。今後も猛吹雪や大雪に警戒が必要。

　北海道付近で発達している低気圧の影響で冬型の気圧配置が強まり、北海道は３月１日にかけて湿った雪が強く降り、大雪となる見込み。３月１日までに太平洋側西部の多い所では５０センチの降雪が予想され、海上では猛烈なしけとなる見込み。また、予想される最大風速は、海上では日本海側南部で２８メートル、そのほかの海域でも２５メートルとなっている。

　この暴風雪の影響で苫小牧市や江別市をはじめ道内１６３校の小・中学校と高校が臨時休校となった。札幌管区気象台によると、３月１日朝にかけて、暴風雪、高波、大雪による交通障害などへの警戒が必要だという。