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アップル、ロック解除命令に異議申し立て

2016年2月26日 14:54
アップル、ロック解除命令に異議申し立て

 去年12月、アメリカ・カリフォルニア州で起きた銃乱射事件を巡り、アップルが裁判所から容疑者の携帯電話のロック解除を命令された問題で、アップルが異議を申し立てた。

 この問題を巡っては連邦地方裁判所が16日、FBI(=米連邦捜査局)の求めに応じ、容疑者のiPhoneのロックを解除するソフトを作成するよう、アップルに命じていた。これに対しアップルは25日、命令の取り下げを求めて裁判所に異議を申し立てた。

 アップルは「命令は憲法に違反している」「FBIは今回の事件だけの問題だと主張しているが、これまでも他の事件で暗号の解除を求められてきた」などとしている。この問題を巡ってはグーグルやフェイスブックなどもアップル支持を表明している。