注目!生まれ変わった“シブニ”
“シブニ”とは渋谷二丁目。渋谷駅から青山学院に向かうエリアのことです。今、その渋谷二丁目が、グルメエリアとして注目されているということです。
渋谷駅東口、渋谷ヒカリエのあるエリアが渋谷二丁目、通称“シブニ”。「109」や「ハチ公」があるエリアとは駅をはさんで反対側の駅から青山学院までのエリアのことです。その“シブニ”ですが、以前より、かなり人の流れが増えたような気がします。みなさん、いったいどこへ行くのでしょうか?そこで、生まれ変わった“シブニ”がどんな街なのか調べました。
まず訪ねたのは、去年10月にオープンした“Fungus Rice Sandwich's”。あの「はなまるうどん」が出したお店なんですが、食べられるのはうどんではなく、ライスサンドイッチ?
スタッフの峯坂さん「お米とマンナンと雑穀を使って、お野菜をはさんで提供しております」
ライスサンドイッチは、米と雑穀にこんにゃくマンナンを混ぜて生地を作り、具材をはさんだもの。一番人気は、バターしょうゆでソテーしたキノコとタマゴをはさんだもの!いただいてみると…
玉木キャスター「キノコのソテー自体で香ばしさがあるので、あっさりめの味付けですね。すごいもちもちしていておいしいです」「でも私が通学していた頃にはあんまりオシャレなこういうお店がなくってですね…」
はなまる・新規ビジネス創造本部の浜田さん「最近になって、渋谷2丁目っていうくくりで割りと話題になって新しいお店がどんどん出てきていますね」
このお店では、うどんでは取り込めなかった女性客をターゲットに、ライスサンドイッチのお店を“シブニ”に出したんだとか。ところで、なぜ急に“シブニ”が注目されるようになったのか。きっかけはヒカリエの誕生とその地下に駅ができ、新たな人の流れができたためなんです。
そこに目をつけた他のエリアの人気店が次々と進出。神楽坂からはオイスターバー。生ガキはもちろん、グラタンなどのカキ料理が楽しめます。さらに、青山のフランス料理店のシェフがプロデュースした“GYOZA BAR Comme a Paris”。話題の「ギョウザ女子」を意識して“シブニ”に出店したということです。次に訪ねたのは、こだわりの山形牛で有名な精肉店が出したお店“シブツウ”。すでに銀座や西麻布にも焼肉やステーキの店を構えていますが、この店で人気のランチは―
玉木キャスター「うわ~すごい!すでにヨダレがにじみ出てきますよ」
ステーキではなくトンカツ。使っているのは、山形豚。きめ細かい肉質と甘味のある脂身が特徴とのこと。塩をふっていただきます。
玉木キャスター「めちゃくちゃ軟らかいんですけど。甘みのあるお肉ですね」
ここ“シブニ”のお店では、若い人たちにも楽しんでもらおうと高級な牛肉だけでなく、あえて豚肉もメニューに加えたといいます。
加藤牛肉店・代表取締役の加藤さん「すごく高いっていうランチでもないので、ちょっとがんばれば食べられるような」
有名店が続々進出する“シブニ”。どんな街に変わっていくのか注目です。